今回要約でまとめたのは「ヤバい集中力 神ライフハック45」。

集中力を上げて、時間効率をUPさせたい。
家族との時間を増やしたい。
神ライフハックを身につけて充実した人生を送りたい。
このような人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな人に「ヤバい集中力」を要約しました。
集中力UPのコツさえわかっていれば、向かうところ敵なし。
1日の時間を効率よくタスクをこなすことができます。
効率よく時間を使って、空いた時間を有意義に使うのもアリ。
リラックスして、ゆっくりするのも良いでしょう。
それでは「ヤバい集中力」の要約を見ていきましょう!


ヤバい集中力 神ライフハック45「要約」
「ヤバい集中力」を要約でまとめると3点。
- 集中力をUPできる神ライフハック45個まとめ。
- 本能をコントロールすることが集中力UPに直結。
- 食事、習慣、休憩を正しく行って、人生の成功をGet。
人生の成功にもっとも必要なのは、頭の良さではなく「誠実性」。
「誠実性」とは、コツコツ取り組める能力、すなわち集中力です。
インディアナ大学が63万人を対象とした、過去最大のハイパフォーマーの研究によると、ハイパフォーマーたちは、つねに一般人より400%を越す生産性があるというデータがあります。
生産性の高いパフォーマーになるには集中力が不可欠。
実は人間の集中力は生まれつきの性格によるものが50%を占めると言われています。
つまり生まれつき人間の生産性は半分が決定しているという事実。



生まれつき生産性が決まっているなら、どうしようもない。
集中力をUPさせたところで勝てっこない。
このように思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし実はもう1つの事実があります。
それは人間の集中力のうち50%は自分でコントロールできるということ。
つまり集中力を50%UPすることができれば、多くの人に勝つことができてしまうということになります。
「ヤバい集中力」では、その50%の集中力UPの方法がまとめられています。
ヤバい集中力「本能と理性を知る」
人の集中力に50%もの大きな影響力を与えるもの、それは「獣(けもの)」と「調教師」です。
本書では獣=本能、調教師=理性と表現されています。
- 獣は「衝動」や「辺縁系」。
- 調教師は「理性」と「前頭前皮質」。



お酒が飲みたい。
ブランド品がほしい。
布団でゴロゴロしたい。



仕事をしよう。
貯金するべきだ。
外に出かけよう。
ヤバい集中力「本能の特徴」まとめ
本能の特徴をまとめると3点。
- 本能は難しいものが苦手。
- 本能はあらゆる刺激に反応する。
- 本能はパワーが強い。
本能は難しいものが苦手
本能のままに好き勝手に動こうとする獣を、調教師が何とかして操ろうとするようなイメージです。
獣が難しさを嫌うのは、エネルギーの浪費をふせぐためと言われています。
進化の過程で、人間はいざという時のために可能な限りエネルギーを保存するように働きかけました。
わかりにくいものを反射的に遠ざけるようにプログラムされています。
本能はあらゆる刺激に反応する
ヒトの脳は誘惑に弱いものです。
獣の気をそらす要素は「お菓子やスマホ」などだけではありません。
推計によると、ヒトは1秒間に脳が受け取る情報の量は1,100万件を超えるとも言われています。
「さっきまで仕事に集中できていたのに、気を抜いた瞬間に周りの音が気になりだした」。
こんな経験があるのではないでしょうか。
このように人間の頭は常に大量の情報を浴び続けています。
そしてふと注意がそれた瞬間、獣の注意を引きつけてきます。
「でもそんな情報量が多い中で何でヒトは集中できるの?」と思われるかもしれません。
実はそれを押さえつけるのも獣の特性③に秘められています。
本能はパワーが強い
獣は1秒間に1,100万件もの情報を処理します。
そして瞬時にあなたの身体を乗っ取るパワーを持ちます。
そのスピードは驚くほど速いです。
- 「美味しそうなお肉の写真」
- 「魅力的な異性を見つけた瞬間」
- 「天日干しされたフワッフワのお布団」など。
1度でも見てしまうと、コントロールが効かなくなってしまいます。
意識的に獣の活動を抑えることはほぼ不可能といえます。


ヤバい集中力「理性の特徴」まとめ
理性の特徴をまとめると3点。
- 理性は論理が武器。
- 理性は消費するエネルギーが多い。
- 理性はパワーが弱い。
理性は論理が武器
調教師は激しく暴れる獣を食い止めるべく、合理的な思考で立ち向かいます。
「ブランド品がほしい」という獣に対して、調教師が「貯金をすべきだ」というのがイメージです。
- 「ブランド品がほしい」
- 「本当に必要なもの?」
- 「お金がなくなって将来困るかもしれない」
- 「貯金しよう」
このような流れで論理的に結論を導き出します。
理性はエネルギー消費量が多い
獣の感情は本能的であります。
だから低コストでほとんど思考力に負担をかけません。
しかし調教師は脳のシステムに多大な負担を与え、多くのエネルギーを消費します。
論理的な結論を導き出すためには、あれこれ考える必要があります。
それだけ労力がかかるのはごく当たり前のことだと言えます。
理性はパワーが弱い
とっさの状況に対応するスピードは獣には勝てません。
獣に立ち向かうために多大なエネルギーを使います。
そして最大の武器である論理性の刃も脆いので、誘惑に負けてしまいます。
ヤバい集中力「集中力UPする3つの教訓」


- 理性は本能に勝てない。
- 集中することが得意な人はいない。
- 本能をコントロールできれば強力なパワーをGetできる。
昔と違い、現代はSNSやインターネットなどを通じて、情報が溢れています。
ヒトの能力は大きく変わっていないのに、情報の誘惑が増えている状態。
つまり1番の問題点は、獣(本能)が誘惑に惑わされて、機能不全を起こしているということです。
この情報化社会を制するためには、獣を操り、強みであるパワーを最大限に生かすことが大切。
「集中力こそが最も重要な要素」になるということがお分かりいただけると思います。
この獣のパワーを手に入れることが本書籍の「ヤバい集中力」の最大のメリットです。
ヤバい集中力「カフェインが最強」
- カフェイン150mg飲むと、30分で疲労感が和らいで集中力UP。
- カフェインの集中力UP効果は、通常時から5%程度。
世には「脳に効く」と宣伝されているサプリは多いです。
しかし実はカフェインほど科学的に効果が立証されたものはありません。
「ヤバい集中力 神ライフハック45」ではカフェインとの関係性も詳しく書いてあります。
基本的には缶コーヒー1本分のカフェインを飲むだけでも集中力はアップします。
たかだか5%程度の集中力アップで何が変わるのか、と思われる方もいるかもしれません。
でも研究ではチェスの試合で勝率が6%〜8%程度もUPした結果あるのでバカにはできません。


朝起きて90分以内はNG
これは思わずドキッとされた方もいるかもしれません。
実はこの行為は集中力をUPさせる上ではNG行為。
人間の身体は午前6時ごろからコルチゾールという覚醒系のホルモンが分泌されます。
そして少しずつ目が覚めるようにできています。
しかし起きてすぐにカフェインを摂ってしまうと、脳への覚醒刺激が強くなり過ぎてしまいます。
そして心拍数の上昇や、頭痛などのリスク増加を引き起こしてしまう副作用があります。
通常コルチゾールは起床から90分後に減り始めます。
コーヒーを飲むタイミングとしては朝起きてから90分後以降がベストと言えるでしょう。
ピアプレッシャーを活用
- 熱心な人が集まるカフェに行く。
- 同じ目標の人が集まるグループに参加する。
- 会社の「出来る人」と友達になる。
「ピアプレッシャー」とは、友達や同僚からの心理的な圧迫感のことです。
- 「できる人間に近づけば、あなたもできる人間になる」
- 「周囲の生産性が低ければ、あなたの生産性も低くなる」
つまり影響力は伝染するということです。
少しでも集中したいなら、自分をそういった環境に投じてみるのも1つですね。
ヤバい集中力「マイ儀式で効率UP」


「マイ儀式」=習慣やパターンを表します。
- 「朝目覚ましを止めたら、ニュース番組をつける」
- 「寝る前には必ずお気に入りのインスタグラマーの記事を見る」
- 「お風呂で体を洗うのは必ず右手から」
このようなことも「マイ儀式」があるかと思います。
この毎日の「反復」と獣には深い結びつきが存在します。
この「反復」を上手くコントロールすることができれば、獣のパワーを味方にできます。
この「マイ儀式」をつくる上で大事になってくるポイントが2点あります。
- 「この動作をしたら大事な作業に取り組む」と決めておく。
- 決めた手順を何度もくりかえす。
例えばサラリーマンの人であれば、毎日の通勤時間の有効活用するのもGood。
余談ですが、つい電車に乗るとSNSを開いたり、ゲームをしている人多いと思います。
毎日の通勤時間は、平均1日あたり片道1時間あると言われています。
1週間で5日出勤の場合だと、1週間で10時間です。
1ヶ月あたり40時間、1年間で480時間にも及びます。
時間の有効活用するターゲットとしては最高です。
この読書をするということも、「1.この動作をしたら大事な作業に取り組む」を活用できます。
- 「この動作をしたら」=電車に乗って席に座ったら
- 「大事な作業に取り組む」=本を開く
私も実際にこの方法で少なくとも、毎月5冊以上の本を読破することができています。
研究によれば、週4回2ヶ月以上続けると「習慣」になるというデータもあります。
週3回でも週2回だと「習慣化」できる可能性がグッと下がってしまいます。
ご注意ください。
ヤバい集中力「聖域をつくる」


場所を守る
集中して作業する場所に適しているのは、きちんと整理された、集中力が分散しない場所です。
つまりモノに溢れた場所や、誘惑が多い場所での作業は避けましょう。
獣が集中力を切らさないようにするのがコツです。
どうしても人間はふとした時に目移りしてしまう生き物です。
そういったきっかけになる物は全て排除された場所を選ぶようにしましょう。
自宅ではなくカフェや、個室で作業ができるところも良いですね。
デジタルから守る
「デジタル=スマホやTV」です。
スマホも電話が鳴ってしまっては集中が途絶えてしまいます。
1度集中力が切れてしまうと、同じ集中力に戻すためには15分以上かかるという研究があります。
電源を切るか、通知をオフにして、目の届かない場所へ置いておきましょう。
音から守る
ノイズキャンセリング機能のあるイヤホンがおすすめです。
他の人の会話や、洗濯機の音など、日常のノイズは全て獣の集中力を妨げます。
イヤホンで音をシャットダウンするか、歌詞のない音など聞くと効果的です。
歌詞のある曲だと音楽を聴いてしまう可能性が高く、集中力が分散することにつながります。
事務的な作業であれば、気持ちが高ぶることで作業のスピードUPもできるかもしれません。
しかし通常タスクの場合は避けておく方が無難といえるでしょう。
また同じ作業効率化の方法として「ゼロ秒思考」という方法も是非おすすめです。
良ければこちらの要約記事もご参考ください。


ヤバい集中力 神ライフハック45「まとめ」
- 人生を充実させるには、自分自身をコントロールすることが大切。
- 獣をあやつることで、フルパワーで作業に集中することができる。
- 時間を効率化させて、人生を充実させるために使う。
今回要約でまとめたのは「ヤバい集中力 神ライフハック45」。
まさに時間や集中力の確保の方法などがまとめられた1冊。
獣をコントロールをして集中力をフル導入することで、人生を充実させましょう。
以上、「ヤバい集中力 神ライフハック45」の要約でした!
ちなみに私はKindle32GBを使っています。
Kindleは投資やお金の勉強にも最適。
こちらも便利でオススメです。
Goodポイントまとめ
- 小説は最大8,000冊持ち運べる(32GB)。
- 部屋が本で占領されない。
- ブルーライトじゃないから、寝る前に読んでもぐっすり。
- お風呂でも読める。
- 読む以外の機能がないため、読書に集中できる。
- めちゃくちゃ軽い(207g)。
Badポイントまとめ
- 読み終わった本をフリマアプリで売れない。
- 本の貸し借りができない。
- スマホに比べると反応がやや鈍い。
- Wi-fiがないと本がダウンロードできない(Wifiモデル)。
「ヤバい集中力 神ライフハック45」以外の要約まとめ記事はこちら!


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