こんにちは!
よいよい(@yoiyoi183)です。
今回要約でまとめたのは「日本一カンタンな投資とお金の本」。

- お金持ちなんて夢のまた夢。
- 自由な人生を歩みたい!
- 投資したいけど損したくない。
こんな人も多いのではないでしょうか。
そんな人もオススメなのが「日本一カンタンな投資とお金の本」。
お金持ちになりたい人には参考になること間違いなしの内容です。
実は誰でもお金持ちになれる可能性があります。
それでは「日本一カンタンな投資とお金の本」の要約を見ていきましょう!

日本一カンタンな投資とお金の本「要約」
「日本一カンタンな投資とお金の本」を要約すると、3点にまとめられます。
- 資本主義がわかれば、お金は増える。
- アラサーでも1億円貯めれる。
- 誰でもお金持ちになれる方法がわかる。
日本一カンタンな投資とお金の本「資本主義」
投資の効果
日本は20年間にわたり株価は横ばいなのに対して、アメリカでは株価が3倍にもなっています。
長期投資というのは、この20年間で3倍になるというリターンを享受することです。
長期投資をする上で必要な知識の1つが「資本主義」です。
投資を長い間続けていると、一定の値動きは必ずやってきます。
それを乗り越えるのに必要なのが資本主義への理解です。
「資本主義」は西欧で大きく変化した経済社会の現実を表現するために生まれた言葉です。
「資本が資本を産む」のが資本主義の考え方です。
失敗パターンと成功パターン
「毎月積み立て額:5万円」×「積み立て期間35年」×「リターン7%」=9,005万円
ほぼだれでも35年程度の期間があれば、1億円近く貯めることは十分可能です。
しかしなぜこのような美味しい話があるのに成功できる人と失敗する人がいるのでしょうか。
答えは「積み立てを途中でやめてしまうから」です。
積み立てを途中でやめてしまう人の、平均積み立て期間はたったの2年〜4年です。
- 株価が値下がりして怖くなったから。
- 不況で生活費が減ってしまい、取り崩しをせざるを得なかったから。
- 家などの購入でまとまったお金が必要になったから。など
これらの判断をしてしまう原因としては、先ほどの右肩上がりの「資本主義」を理解していないから、余裕資金で積み立て投資をしていなかったから、堅実な人生設計ができていなかったから等があげられます。
人生100年時代の投資
厚生労働省の調査によると、日本人の平均寿命は65年前から比べ、男性で約18歳、女性では20歳ちかくも寿命が伸びています。
そして2040年にはさらに平均寿命は伸びて、男性で83歳、女性で約90歳になると見られています。
- 1955年 男性63.60歳 女性67.75歳
- 1990年 男性75.92歳 女性81.9歳
- 2019年 男性81.41歳 女性87.45歳
- 2040年 男性83.27歳 女性89.63歳
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-02-01.html
もちろん原因には医療の発達や、栄養の高い食べ物が誰でもたべられる状態になってきているということもあるかもしれません。
しかしここでお伝えしたいのは、「十分なお金の蓄えがなければ、老後に生活できなくなる」ということです。
つまり資産形成をしっかり今のうちにやっておかないといけないということです。
長期的にみれば株価は上昇
これは1ドルを株式投資やそのほかに投資した場合の推移です。
1801年から200年間のデータです。

1ドルが年利7%で200年経つと60万ドルになります。
仮に1ドルが100円だとすれば、200年間で6,000万円です。
10ドルなら6億円です。
これが長期投資の魅力です。
5年や10年でみれば株式相場の下落などで、大きく値下がりすることもあるかもしれません。
でも全体的に見れば右肩上がりであることがわかると思います。
なお右肩あがりになる理由は株式相場は人口の増加と比例するからです。
世界人口が増えればその分消費も増えます。
消費が増えるということは物が売れます。
物が売れる=企業の業績がよくなる=株価が上昇。

日本一カンタンな投資とお金の本「気をつけること」
アンカリング効果
「アンカリング」とは、何かを判断するとき、初めに提示された数や情報が印象に残り、それを基準として判断してしまう心理現象。
この基準のことを、船のアンカーにたとえて「アンカリング」と呼びます。
これは投資の世界にも当てはまると言われています。
相場の格言に「高値覚え」「安値覚え」という言葉があります。
株価水準を基準にとらわれてしまい、合理的な判断ができなくなることを表します。
例)4,000円の株価が2,000円になった。だからこの株価は割安だ。
このように考えてしまうことが「高値覚え」です。
投資をする上での注意点。
それはその時の企業価値からして果たして本当に2,000円が割安なのか、と考える必要があります。
- 投資判断は、投資対象の将来価値の予測から考えるのが基本。
マグロの価格とバブルの関係性
マーケットは人の感情の起伏のように、上がったり下がったりします。
例えば「バブル」もそれに当てはまります。
景気がいい時には、まだまだ株価は上がると思い込み、投資が投資を呼び、「バブル(泡)」のようにどんどん膨らんでいきます。
そしてある瞬間「泡がはじけるように」バブルは終わりを迎えるのです。
またマグロはどうでしょう。
どのように価格が決められるかというと「セリ」で価格が決まります。
2013年の初セリで大間のマグロにつけられた値段は1億5,540万円でした。
ちなみに「すしざんまい」が落札したのは記憶に新しいかと思います。
しかし翌年のセリでは、なんと同じ大間のマグロが736万円で落札されたのです。
実に約20分の1の価格でした。
- 商品の価格は求める人の熱量「需要」で決まる。
このように「バブル」と「マグロ」は一見まったく違うものですが、価格の付き方では同じ共通点があるのがわかります。
つまり株式投資をする上では、ただ株価相場が高い、安いで決めるのではなく、モノの価値をしっかり見極めるということが何より大切です。
日本一カンタンな投資とお金の本「長期投資はストレスゼロ」
実はチンパンジーがダーツを投げて決めたポートフォリオ(投資の組み合わせ)と、プロが考えたポートフォリオではリターンはほぼ変わりません。
これは1970年代のプリンストン大学での研究です。
通常プロを雇った場合、リターンはチンパンジーと変わらないのに、人件費は余分にかかってしまうので、管理コストは高くなり、リターンは減少します。
もちろん短期投資の場合は、チンパンジーに頼むよりかはプロに頼んだ方が、良いリターンを得られるかもしれませんが、長期投資では別です。
長期的な投資であれば、投資をしている間に株式市場の上下が発生しますし、バブルも発生します。
さすがのプロとはいえ、ずっと予想を当て続けるのは不可能です。
だからこそ長期投資は、短期投資と違い「何も考えないで市場平均(インデックス)を買うこと」が有効であり、時間もかけずにストレスフリーで投資をすることができます。
このことは長期投資の大きなメリットの1つと言えるでしょう。
ちなみにチンパンジーの研究についてはこちらの記事でも触れていますので、興味のある方はどうぞ。

日本一カンタンな投資とお金の本「3つの投資方法」
- 毎月のつみたて投資
- インデックス投資
- コストは低いものから選ぶ
つみたて投資
みなさん「パーキンソンの法則」はご存知でしょうか。
この法則は「支出の額は、収入ギリギリまで膨張する」というもので、普通口座にお金が貯まると、その分が支出として出て行ってしまいます。
だからこそ天引きのような強制力が必要なのです。
つまり感情でコントロールしようとせず、仕組みを作ってしまうという方法です。
「つみたて投資」の場合、「今が割安だと思うから買おう」「値下がりしたから売ろう」などという考えもいりません。
それが高値と思われようが、安値と思われようが自動的につみたてを続けていきます。
しかしそれでいいのです。
特に投資経験が浅い人は割高か割安かなんて判断できません。
プロでさえ難しいことです。
それに先ほどの200年間の株式投資グラフでもあったように、株式相場は長期的にみれば右肩上がりです。
そして長期的に分散して株式の購入を続けることができれば、購入単価の平均化もすることができますので、リスク低減効果も図ることができます。
このように長期投資をする上で「つみたて投資」は非常に有効な方法の1つといえます。
インデックス投資
株式投資のなかには「投資信託」と呼ばれるものがあります。
これは「株式のおまとめパック」のようなイメージです。
投資信託には2種類あります。
- アクティブファンド
- インデックスファンド
アクティブファンドは、投資のプロが市場平均より長期的に良い成績を目指す投資信託です。
ただ現実はそう勝てるものではありませんし、無数にあるアクティブファンドから、優れたファンドを選ぶことは至難の技です。
一方インデックスファンドとは、日経平均株価などの指数に連動する投資信託で、一般的には市場平均で買うことになるファンドです。
市場平均で機械的に購入するため、投資のプロが不要であり、管理コストも非常に安いのも特徴です。
チンパンジーの研究にもあったように、成果が大きく変わらないのであれば、コストの安いインデックスファンドへ投資することがオススメです。
コストは低いものを選ぶ
コストは主に3つのタイミングで発生します。
「買うとき」「保有しているとき」「売るとき」です。
アクティブファンドであれば「買うとき」だけでも3%以上かかる商品もザラです。
一方でインデックスファンドであれば「買うとき」「売るとき」の手数料はほとんどがタダです。
また「保有しているとき」のコストもほぼ発生しません。
最近であれば「保有しているとき」のコストも年間0.1%未満の商品もあります。
せっかくならコストの低い「インデックスファンド」へ投資することをオススメします。

日本一カンタンな投資とお金の本「まとめ」
- 「長期・つみたて・インデックス・低コスト」が大切。
- 資本主義の原則を知って、株価の下落局面にも強くなる。
- アラサーからでも億万長者になれる。
今回要約でまとめたのは「日本一カンタンな投資とお金の本」。
長期投資をすれば、誰でもカンタンに1億円貯める可能性があるという点は、驚かれた人もいるのではないでしょうか。
お金が人生のすべてというわけではありません。
でもお金があれば人生の選択肢が大きく広がります。
今回の内容が、少しでもみなさんのお役立ちになれば幸いです。
以上「日本一カンタンな投資とお金の本」の要約でした。
「日本一カンタンな投資とお金の本」以外の要約まとめ記事はこちら!
ちなみに私は実際にKindleの32GBを愛用しています。
- 小説は最大8,000冊持ち運べる(32GB)。
- 部屋が本で占領されない。
- ブルーライトじゃないから、寝る前に読んでもぐっすり。
- お風呂でも読める。
- 読む以外の機能がないため、読書に集中できる。
- めちゃくちゃ軽い(207g)。
- 読み終わった本をフリマアプリで売れない。
- 本の貸し借りができない。
- スマホに比べると反応がやや鈍い。
- Wi-fiがないと本がダウンロードできない(Wifiモデル)。
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